文藝ちゃんとは……?
文藝ちゃん。
はてさて、彼女とは何か?
哲学的な話も、ホラー的展開も(おそらく)ないので安心していただきたい。
今回は外見的特徴しか分かっていない彼女の実態を掘り下げていこうということで、調査を進めた結果を以下に示す。
第一回文藝ちゃん捜査報告
彼女は2017年文学フリマ福岡、新入生号の表紙にて初めて登場した。
可愛い。
この画像だけ見ても「文藝ちゃんが可愛い」ということしか分からない。このままでは、ただ文藝部の冊子に現れる可愛い女の子になってしまう。
それでいいのか、否。良くない。
我々文藝部は彼女についてさらなる調査を敢行した。
そして、5月9日の部会にて彼女について新たな情報が出てきた。
これがその証拠写真である。見て貰って分かる通り、かなり古い写真もとい記述であるため、読みづらい部分があるかもしれないが(決して書いた人の字が下手な訳ではない)、そこはご了承願いたい。
さて、この写真を長い長い時間をかけて解析した結果を示す。注目して貰いたいのは以下赤丸にて示した三つの箇所だ。
まず、①について。『古詠しおり』と読むことができる。
文藝ちゃんの下にも『しおり』という記述が見られることからも、これは名前なのではないかと予測がつく。
次に、②について。これは読んで字のごとく。文藝ちゃんの実家が古本屋だということを示していると思われる。
最後に、③について。ちらりとしか確認はできないが、これは『アイス』と読むのではないか、と解析結果が出た。おそらく『実家 古本屋』のように『好物 アイス』と記述されていたが、カメラの都合によって映らなかったのだと推測される。
結果として文藝ちゃんについて分かったことは以下の三つである。
- 名前を 古詠しおり という。
- 実家は古本屋
- 好物はアイス
他にも『なろう』や『140字』、『SS』など気になる言葉はある。しかし、今の段階ではまだ詳しいことが分からないのが実情だ。今後の九工大文藝部の調査に期待していただきたい。
では、また次週お会いしよう。