第二回『文藝ちゃん』調査報告書

第二回『文藝ちゃん』調査

前回の調査から一週間が経過した。

しかし、我々調査団員は古い手記を発見してからというもの手がかりが見つかけられずにいた。

「このままで終わるのか」「謎は謎のまま終わるのか」

我々調査団はチームを派遣。戻って来たアルファチームもベータチームは壊滅的なダメージを受け、再派遣は不可能な状況。他のチームは通信断絶。もう駄目だと団長である私も諦めかけていたその時――

私の家に一つのノートが届いた。なんとそこには彼女に関する多くの情報が載せられていたのだ。

驚くべき事態である。これにより彼女に関してさらなることが分かるに違いない。そんなノートに載せられていた一部の驚くべき情報をここに記す。

  • 彼女の好きなアイスの味は抹茶とキャラメル、チョコミントが嫌い。
  • 本の好みは特にない。
  • デジタル機器をそれなりに使いこなす。
  • 料理、洗濯、裁縫、掃除等何でもこなす。
  • 学校から徒歩七分、静かな路地裏の本屋さんが彼女の家

これにより、前回の古い記述によって示された『好物 アイス』の信憑性が増した。

またここには記述できないが、彼女の家である本屋の間取りまでもがノートには記されていた。このノートの主には深く感謝する。

これにより彼女に関して、我々が取り組む作戦の成功率が上がった。ノートは次の活動で皆に見せるので楽しみにして貰いたい。

ちなみに私はチョコミントが結構好きで、キャラメルはあまり好きでないこともついでに記しておく。どうでもいい? ごめん……。

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ノートより

ビブリオバトルをまたやってみた件について

予定では文フリについての計画を練るつもりであった今週の部会。

しかし、何故だかビブリオバトルをやっていた。

……おかしい。何故だ。不気味である。ここの部室にはそういった類いの呪いでもかけられているのかも知れない。

別に嫌いではないし、むしろ好きなのでいいのだが、他の活動もしてみたいと思って見たり思っていなかったり。これに関しては去年からずっと言い続けている気がする。

福大だと読書会をやっているし、西南だと俳句を嗜んでいるらしい。

一方こちらはというと「いつどこを開いても主人公の女の子が裸で出てきて、仲間の女の子が両性具有」というラノベ(?)を部室から発掘したり、「旅先で女の子に会って可愛かった」という内容のエッセイもついでに発掘したり、意味の分からない活動と呼ぶべきなのかよく分からない活動を行っていた。

来週こそは文フリについて話し合いたいと固く誓った。

工大祭企画、文藝ちゃん企画その他もろもろたくさんの企画が進行中。気になる方はぜひ部室の方へ足を運んで欲しい。