文学フリマを終えて

帰宅までが文フリです。

文学フリマ福岡に参加していた多くの皆様へ。お疲れ様でした。素晴らしき物語との新たな出会いはありましたでしょうか? 同じく物語を愛する人との出会いはありましたでしょうか?

自分は目移りしすぎて、どれを買おうかと会場を行ったり来たりを繰り返し、結局多くの作品を買いました。同時に財布が軽くなってしまいましたが、これっぽっちも後悔していません。きっと多くの人がそうだろうと思います。

あまり会うこともない他大学の学生や、社会人サークルの方達と話をすることができたのもまた、一つの大きな思い出です。

本当に楽しい一日でした。九工大文藝部の部誌を貰ってくれた人達には感謝しかありません。

部員が締め切りをちょっと過ぎながらも、出してくれた作品達を受け取って、そのどれもが個性に溢れていて、笑える作品から、心にズンとくるような作品まで、どれも必死に頭を悩ませて書いたことが見て取れます。

そんな作品をまとめあげ、一つの冊子としてまとめあげたことを、ほんのちょっぴり誇りに思います。表紙の作成だって、目次だって、何だってそれなりに苦労しましたけれど、完成した作品が文学フリマという大舞台に並べられている姿を見ただけで、苦労した記憶は跡形もなく消えました。

「これが無料なんですか」という声が度々聞かれます。そう言って貰えるだけでも頑張った甲斐があるというものでしょう。さらに……

70部という数の部誌が全てはけました。個人的にすごいことだと思うのですが、まぁ、結局無料配布ですし。そんなものなのかも知れません。

……いや、やっぱりすごいことですね。そう、誰が何と言ってもすごいことなのです。異論は一切認めないことにします。

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配布の様子



帰宅した。

足が棒のようです。重い荷物を持ち運んだ腕が、ギリギリと痛みます。一晩寝れば大丈夫だろうと楽観的なことを考えながら、PCを起動してブログをしたためます。

このブログ。もう書き始めて一年が経つそうです。最初は学生係や他の学生に、自分たちがきちんと活動していることを見せつけるために始めたもの……だったように思います。一年前の記憶がもう薄れていますね。

今日初めて面と向かってブログの感想をいただきました。続けて良かったなと素直に思います。

個人で部誌を出している人もいました。部数が徐々に減っていくことを嬉しそうに語ってくれました。

一年がゴリゴリと作品を書いてくれることを、笑顔で話してくれる人もいました。

改めまして、本当に楽しい一日でした。