やりたいこと会議決議案にて

校正やってみた

さて、校正とは何か。

ざっくばらんに説明すれば、書かれた文章を読んで、おかしな点を修正していく作業である。

文芸部として、文章を紡ぐ者としては避けては通れない道であり、誰もが一番嫌いな作業ではないだろうか。

過去作を読んでいると死にたくなる病の人間にとっては特に死活問題だろう。執筆人生が短くなる原因の一つに違いない。

誤字を見つけ、おかしな文章を見つけ、おかしな展開を見つけ、それを他の人に指摘される度に重たいボディブローを打ち込まれたみたいに徐々に体調が芳しくなくなっていく。

今回、自分の処女作を持ってきた。

ワンドライブの奥の奥。校正前の原稿を見つけてしまい、消そうか数十分迷った後、後輩に読んで貰うという明らかにおかしい選択をした。我ながら馬鹿である。

去年読んで貰ったときにもボロクソに言われたので、「もう慣れた」とか思っていたのだろう。昨日の夕飯ですら記憶が怪しいというのに、数日前の自分の思考回路なんて分かるはずもないが、おそらくこんな感じなのだろうと思う。

結果、クロスは死亡した。

湯水のように溢れる誤字脱字、おかしな文章に展開。締め切りも間近に迫り、まだ入力が遅かったキーボードを深夜にカタカタ叩いていたのだろう。当時は「俺は頑張った!」と自分で自分を褒めていたに違いない。しかし、俺は言ってやりたい。

一度でいい……一度でいいから……読み返してくれ……と。

ただ俺のメンタルが削られて校正会は終了した。もう二度とやりたくない。

f:id:TOkuro:20180421004852j:plain

第一回やりたいこと会議

去年は全部自分で決めたいた。部会は完全自由参加。来ても来なくてもいい。自分の執筆でつまったときだけ来てくれと言っていた。そんなスタンスでいいと思っていたわけだが、どうにもそれだと味気ない。今年はそれなりに部会を活用していきたいと思ったわけだ。

それでは第一回やりたいこと決議案についてまとめていこうと思う。決まったことは二つある。ではでは……

1.文藝ちゃん生誕祭

まずこのブログを見ている方(ほぼほぼTwitterのフォロワーだと思うが)にお聞きしたい。

文藝ちゃんをご存じだろうか。

安心して欲しい。世間的には知らない人の方が圧倒的に多いし、文藝ちゃんの名前はこのブログで一度出てきたくらいだ。知っていたら逆に怖い。

 ↓こちらにて登場

tokuro.hatenablog.com

つまりは文芸部の象徴である。

しかし知られていないこの現状は、あまりに悲しい。

D.E.CちゃんはイラストをD.E.C部員に描いて貰い、九工大の人ならば全員等しく知っているに違いない。

では、文芸部はどうするか。

何。文芸部には武器があるではないか。ただイラストを描いて貰うのではない。彼女の歴史を、彼女の世界を、彼女の存在を世間に知らしめる最強の武器が。

そう物語である。

文藝ちゃん生誕祭。詳細は次のブログをお待ち下さい。

2.ビブリオバトル

tokuro.hatenablog.com

 ずっとやりたかった。

部員が少なかった(今も決して多くはありませんが)去年。もしビブリオバトルをやっていたら二人きりの部室で、互いに好きな本を紹介しあって、互いに投票して決着がつかないという何をやっているんだかよく分からない活動になっていたことでしょう。

来週やります。

お楽しみに。